データ分析の結果を見せられたとき、「すごい!」と感動する前に、まず「本当にそうなの?」と疑問を持つことが大切だ。データは真実を語ることもあれば、誤解を招くこともある。
「そのデータ、どこから来たの?」——まず確認すべきは、サンプルサイズ(何人・何件のデータ?)、収集方法(アンケート?実験?観測?)、収集時期(いつのデータ?)、収集範囲(どの地域・年齢層・条件?)。
「中学生の95%がスマホを持っている」——これ、全国?それとも都市部だけ?何人に聞いた結果?いつの調査?同じ「95%」でも、条件が違えば意味が全く変わってくる。
グラフの「トリック」にも注意。縦軸の範囲が98万円〜102万円だと、4%の増加なのに、グラフでは巨大な変化に見える。縦軸を0円から始めれば、実際の変化の大きさが正しく表現される。円グラフも要注意。3D効果で誤解を招いていない?全体が何を表しているか明確?
相関関係と因果関係も区別しよう。アイスクリームの売上と水難事故件数は相関があるけど、アイスクリームが水難事故の原因ではない。本当の原因は「暑い夏」という共通要因だ。


