夏になると、アイスクリームの売上が増える。同時に、水難事故も増える。
じゃあ「アイスクリームを食べると事故に遭いやすくなる」のか?当然、そんなわけない。
両方とも「気温が高くなる」ことが本当の原因だ。これが相関関係と因果関係の違いなんだ。
相関関係とは、2つの事柄が「一緒に変化する」という関係。身長が高い人は靴のサイズも大きい、勉強時間が長い人はテストの点数も高い、気温が上がるとかき氷の売上も上がる——こういう関係。でも、「一緒に変化する」ことと「原因と結果」は全く別物。
因果関係は「原因と結果」の関係。雨が降ったら地面が濡れる——これは明確な因果関係。でも、アイスと水難事故は相関があっても因果関係はない。どちらも「暑い夏」という共通要因の影響を受けているだけ。データを見るとき、この2つを混同すると、とんでもない間違いをしてしまう。


