19世紀のロンドンは、急速な都市化と人口増加により、衛生環境が悪化し、コレラという伝染病が大流行していました。多くの人々が原因不明の病気に苦しむ中、医師ジョン・スノウはこの問題に立ち向かいました。
彼の時代は、まだ病気の原因がはっきりとわかっておらず、社会全体が大きな不安に包まれていました。

ジョン・スノウは、患者の発生場所を地図に記録し、どの水源がコレラの感染源かを調べました。彼は単なる数字や記録を集めるだけでなく、それらを「問題を解決するための道具」として使いました。
地図上のデータを分析することで、特定の井戸の水が原因であることを突き止め、感染拡大を防ぐための対策につなげました。
この方法は、現代のデータ分析の基礎とも言え、数字を使って社会の課題を解決する力を示しています。
