「データは21世紀の石油だ」。こんな言葉を聞いたことあるかな?イギリスの雑誌『エコノミスト』(2017年)がこう表現したんだ。石油が20世紀の産業を動かしたように、データが今の社会を動かしている。
朝起きてスマホで天気を確認する、電車の時刻を調べる、好きな動画を見る、友だちとメッセージをやりとりする。これ全部、裏側ではものすごい量のデータが動いている。
総務省の調査(2023年「情報通信白書」)によると、世界中で1日に生成されるデータ量は約2.5エクサバイト(25億GB)。これは映画の約10億本分に相当する量だ。企業も、学校も、病院も、役所も、みんなデータを使って動いている。商品を開発するとき、治療方法を選ぶとき、街づくりの計画を立てるとき、あらゆる場面で、データが「判断の材料」になっている。


