同じデータでも、どんなグラフにするかで全く違う「物語」になる。グラフは単なる飾りじゃない。データの「声」を聞くための大切な道具だ。
量を比較したいなら棒グラフ。変化の様子を追いたいなら折れ線グラフ。全体に対する割合を表現するなら円グラフ。2つの項目の関係を見るなら散布図。目的に応じて、適切なグラフを選ぶことが重要だ。
例えば、学校の遅刻者数を分析するとき。折れ線グラフにすると、5月に急増(GW明けの影響?)、7月に減少(夏休み前の気の緩み?)、10月にピーク(体育祭準備で疲労?)、1月に激減(新年の決意?)——こういう時系列の変化が一目で分かる。
でも、これを棒グラフにすると、どの月が多いかは分かるけど、変化の「流れ」は見えにくい。円グラフにしたら、月別の割合は分かるけど、時間的な推移は全く見えなくなる。


