デジタルストーリーテリングしてみよう

アンケートを使うには

デジタルストーリーテリングを作る時に、アンケートやインタビューを使って調べたことをまとめて示したいことがあると思います。
アンケートやインタビューは調べた意見を正確に伝えるための大切なツールですが、正しく使わなければなりません。アンケートに答えてくれた人の意見を尊重し、正確に伝えることが大切です。その時に、注意することを紹介しましょう。

アンケートの結果を適切に表示しよう

いちばん大事なのは、アンケートの結果を適切に表示することです。
たとえば友だち3人に質問して2人が賛成したとき、それを「半分以上の人が賛成した」という結果を書いてしまうことがあります。でも、友だち3人が全ての人の意見を代表しているというには少なすぎます。
アンケートで調べた対象が少ないときに、それを世の中の意見として見せるのは、誤った印象を与える可能性があるのでやめるようにしましょう。

アンケート全体の情報を伝えよう

デジタルストーリーテリングの中でアンケートの結果を紹介する時は、全体の情報をしっかり伝えることです。
例えば、学校の全ての生徒にアンケートを行った場合、回答した子供の数や、有効な回答の数も明らかにするようにしましょう。特定の意見だけを紹介すると、誤解を生む可能性があります。
つまり、そのアンケートはだれに聞いたのか、何人に聞いたのか、答えてくれたのは何人だったのかなど、どのようなアンケートか分かるようにスライドに書くようにしましょう。