用語集

この教材で使われている、映像制作に関係する用語についての説明をまとめました。

アイレベル

ひ写体に対するカメラの高さを、人の目の高さにして撮影すること。

アングル

ひ写体に対するカメラの上下方向の角度のこと。

イメージマップ

メッセージとして表現する情報の要素を洗い出して、関係性で並べ替えて整理するときに使うツールのこと。

写りこみ

ポスターが背景に入ったり、他人の作品を気付かずに撮影してしまうこと。

映像

撮影した動画を編集したビデオのこと。

黄金分割(おうごんぶんかつ)

フレームに対角線を引いて、別の角からその対角線にすい直線を引いた4つの交点にひ写体を配置すること。

音響効果(おんきょうこうか)

映像に曲や効果音といった音を使った効果を付けること。

音声

撮影現場でセリフを録音したり、編集した映像に音響効果を付ける人のこと。

カット

映像の最小単位となる動画のこと。

カメラマン / 撮影

ディレクターの指示で、機材を使って撮影を行う人のこと。

カメラワーク

カメラをどのように操作して撮影するのかを示すこと。

起承転結(きしょうてんけつ)

ストーリーを起・承(しょう)・転・結の4つの部分に分けて、きっかけ、説明、話のもり上がり、終わりという並びにしたもの。

気持ち変化チャート

ある人物が心の内で思ってる言葉や、場面ごとの気持ちの変化を考えるときに使う表のこと。

クリエイティブコモンズ

決められたルールにしたがえば、作品・音楽・写真などの著作権を守りながら手続きなしに使用できるライセンスのこと。

クローズアップショット

撮影するレンズをひ写体に思いきり近づけたショットのこと。

構図/フレーミング

フレーム内にうつすひ写体の範囲や大きさ、フレームの内での位置など決めること。

構成

メッセージを表現するための情報の要素を組み合わせた流れのこと。

個人情報

だれかの映像や、自宅や住所、家族構成、電話番号、メールアドレスなどその人についての情報のこと。

コンセプトマップ

複数の「ことがら」を関連づけたり、全体を構造化する場合に使う図表のこと。

コンテ

制作する映像の構成をまとめたもの。文字で書いたものは「字コンテ」、絵で書いたものは「絵コンテ」という。

三角構図

三角形のちょう点にひ写体を置いたり、フレームの中に三角形の線ができるようにすること。

三分割(さんぶんかつ)法

フレームをたて横均等に三分割して線の交差した4つのポイントにひ写体を配置すること。

シークエンス

複数のシーンを編集してつないだもののこと。

尺(しゃく)

動画や映像の再生時間の長さのこと。

焦点距離

カメラのレンズは被写体をきれいに撮影できる範囲が決まっているが、このレンズの位置を表したもののこと。

ショートムービー

動画を短い時間になるよう編集した映像のこと。

シンキングツール

構成を考えるために使う道具(用紙)のこと。

シーン

カットをつないだもののこと。

水平をとる

撮影するときにカメラがかたむいていないように調整すること。水平がとれていないと不安定な画像になってしまう。

ストーリーテリング

現実に起こったことや、自分の思いや考えを「お話」にして相手に語って伝える手法のこと。

スライドショー

静止画の連続で表現すること。

スライドショームービー

スライドショーを自動再生してビデオにしたもののこと。

著作権

イラストや音楽などの、作品をつくった人が持っている権利のこと。

著作権フリー

著作権をもっている人が、許可を取らずに作品を利用することを許している素材のこと。

ティルトアップ/ティルトダウン

被写体に対するカメラ本体の角度(アングル)を上下に連続的に変えて撮影する手法のこと。

ディレクター/監督(かんとく)

どのような映像にするかを決めて指示をだす人。撮影(さつえい)と編集の責任者のこと。

デジタルストーリーテリング

デジタル機器で作成した画像や動画を組み合わせた「お話」で相手に伝える手法のこと。

手ブレ

撮影するときにカメラを固定せず手に持ったままで撮影して、画面がゆれてしまうこと。

トラック

被写体に対してカメラ本体が移動して連続的に撮影する手法のこと。

トランジション

画面を切り替えるときに使う効果のこと。

ハイアングル/ふかん

ひ写体を高い場所から見下ろす角度で撮影すること。真上から見下ろすときは「ふかん」という。風景など全体を見せたいときに使う。

バストショット/タイト

ひ写体の頭から胸の下あたりを撮影したショットのこと。

パン

被写体に対するカメラ本体の角度を左右に連続的に変えて撮影する手法のこと。

ひ写体

カメラで撮影する対象物のこと。

日の丸構図

フレームの中央にひ写体を配置すること。

ピラミッドチャート

たくさんの意見やことがらを構造化して、ねらいを明確にする場合に使う図表のこと。

フルショット

ひ写体の全体がフレームに入るように撮影すること。

フレーム

撮影(さつえい)するときにカメラでうつせる画面のわくのこと。

フローチャート

取り扱う情報の順番を整理して構成を考えるときに使う。

ベン図

複数のことがらに関して、比べたり分類したい場合に使う図表のこと。

ボケ/ピンボケ

カメラのレンズは被写体をきれいに撮影できる範囲が決まっているが、この範囲からはずれて撮影された画像のこと。

ポジション

被写体に対するカメラ本体の上下の高さのこと。

ホワイトバランス

同じ被写体が照明の種類でちがった色で撮影されてしまうのを、白色が正しく再現されるようにカメラを調整すること。

ボーン図

結果や問題に対して、要因や原因などを多面的に考える場合に使う図表のこと。

マクロレンズ

カメラに取り付けて小さな物を拡大して撮影できるレンズのこと。

レフ

撮影のとき照明を反射させ被写体を照らす円や四角の板のこと。明るさを変えるため両面で白と銀になっている。

ロ-アングル/あおり

被写体に対するカメラ本体の角度(アングル)を下から上向きに撮影する手法のこと。

ロイヤリティ・フリー

著作権をもった人が、作品の使用料を払わずに利用することを許している素材のこと。

ロングショット/ルーズ

遠くからの撮影や、まわりの風景などをふくめて撮影すること。

ワイドレンズ/広角レンズ

広いはんいを撮影できる、比較的広い画角を持ったレンズのこと。スマホのレンズはワイドに近い。

ABC

PMIシート

ある考えを根きょにして意見をのべる場合に使う図表のこと。

Xチャート、Yチャート

もの事をいくつかのまとまりに分けて、分類したりアイディアを出す場合に使う図表のこと。
yチャートは3つ、xチャートは4つの切り口で考える。