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元々は「動くことができる」「移動する」といった意味ですが、現在では電池で動き、持ち運べる携帯電話やスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、ゲーム機などを指します。
その多くはワイファイやブルートゥースなど無線でインターネットにつなぐことができます。
携帯電話の中で、パソコンに近い機能を持った「スマート」な「フォーン」(電話)を指します。
現在主に使われているスマートフォンはアップルの「アイフォン」かグーグルの「アンドロイド」を搭載したもので、タッチ操作ができるカラーディスプレイを備えています。メール、ウェブ閲覧、さまざまなアプリ、ゲーム、音楽再生、カメラとして使うことができます。
この教材では、スクラッチにマイクロビットをつないで、マイクロビットのセンサーを利用していますが、スマートフォンでスクラッチを動作させれば、スマートフォンに内蔵されたセンサーを利用することも可能になります。
英語ではInternet Of Thingsと書き、日本語では「モノのインターネット」などと言います。
温度、湿度、気圧、明るさ、速度などさまざまなセンサーや機械類などがインターネットにつながり、データをクラウドに集めたり、人工知能で解析して処理することをいいます。
温度や湿度、気圧、明るさ、速度、重さ、距離、におい、ガス濃度、放射線、人や動物の立ち入りなど、周りの状況を測定する装置です。
最近では電子化、デジタル化が進みパソコンやアルドゥイーノなどに接続したり、インターネットに接続することができるようになっています。自動的に、あるいは遠く離れた場所、危険な場所の状態を測定することができます。
センサーには、連続したデータを測る「アナログセンサー」と、状態の変化を測る「デジタルセンサー」があります。マイクロビットでは、タッチ検出機能がデジタルセンサーと言えるでしょう。
イギリスで学校教育用に開発された超小型コンピュータです。ハガキ半分程度の大きさで、1台1,000円から1万円程度といった値段です。
本体にはディスプレイもキーボードも付いていませんが、マイクロSDスロット、HDMIポート、USBポート、LANポート、ワイファイなどがあり(機種によって異なります)、液晶ディスプレイ、キーボード、マウス、インターネットをつなぐことができます。Webブラウザ、メール、文書作成、ゲーム、音楽再生、動画再生などパソコンと同じようなこともできます。
また、ジーピーアイオー(GPIO)という端子が用意されています。これにさまざまなセンサーを接続して周りの変化を感知させたり、LEDを光らせたり、モーターを制御するなどといったことができます。
数センチ角の基板にCPU、メモリ、外部端子などを搭載している「マイコン(マイクロコントローラー)」です。パソコンでアプリを作り、それをアルドゥイーノに転送して動かします。設計図が無料で公開されているため、純正以外にさまざまな形状、バージョンの互換品が売られています。
アルドゥイーノの基本的な特徴としてはデジタル入出力やアナログ入力ができる汎用(はんよう)入出力端子を持っていることで、ラズベリーパイでは使えないアナログセンサーもそのまま接続できます。ロボットカーや楽器といった趣味の電子工作から製品の試作用など、広い分野で使われています。
ラズベリーパイはパソコンですので、OSを使用します。複数のOSを使用することができますが、一般にはLinux系のOSが使われています。
パソコン、スマートホン、キーボード、マウス、スピーカー、イヤホン・ヘッドフォンなどデジタル機器を相互に無線でつなぎ、データをやりとりする手段です。
無線LAN(ワイファイ)との違いは、無線LANが複数の機器どうしでネットワークを作り、高速に通信することを目的としているのに対し、ブルートゥースは1対1、低速・近距離で接続することです。接続するためには最初に「ペアリング」という操作を行い、認証する必要があります。
電波の届く距離は一般的に数メートル程度、動画など大容量のデータをやりとりするには向いていません。その分省エネになっており、特に低電力のBLE(ブルートゥース・ロウ・エナジー)ではボタン電池1個で1年間動かすことができます。
マイクロビットにはブルートゥースに対応した無線通信機能が搭載されています。
ブルートゥースでPCとマイクロビットを接続すれば、作成したプログラムをワイヤレスでマイクロビットに書き込むことも可能です。