スクラッチに接続しよう

IoTって何?

IoTはインターネット・オブ・シングス(Internet Of Things)の略。日本語では「モノのインターネット」と言います。いろいろなセンサーや機械がインターネットを通じて繋がっていることを示します。

センサーとは、温度や明るさ、動き、音などを調べる機械です。これまで温度計や日照計、音量計などバラバラに置かれ、測定していましたが、インターネットに接続することで遠く離れていてもその場所の状態が分かるようになります。

また、離れた場所からインターネットを経由して機械を操作することもできるようになりました。 単に遠隔接続だけではなく、クラウドにデータを集め、人工知能で分析し、遠隔操作することが進んでいます。

マイクロビットにはマイク、地磁気センサー、加速度センサーが搭載されており、それだけで音、傾き、動きを感知することができます。外部センサーを接続すれば温度、湿度、気圧、明るさ、距離などさまざまなものを測定できるようになります。

モーターやスイッチを動かすこともできます。マイクロビットでIoTが実現できるというわけです。

「IoT」は、正確に言うと「モノ」が「インターネット」につながることですが、マイクロビットでは独自の無線形式かブルーツースしか使えず、インターネットにはつなげません。ですので、げんみつには「IoT」とは呼べないかもしれません。

ただ、マイクロビットを使えばセンサーで集めたデータを無線で送信してパソコンで処理する、というIoTの基本的な要素を体験できるので、この教材では広い意味のIoTとして考えています。

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