プログラムを設計しよう

なりゆきまかせのプログラミングをやめよう!

プログラミングをするときに、思いつき・なりゆきまかせでやっていませんか?

スクラッチで猫が左右に歩いたり、マイクロビットでLEDをチカチカ光らせたりするような簡単なプログラムならばともかく、最初にきちんと計画を立てないと複雑なプログラムは完成しません。

トーストと目玉焼きの朝ご飯だったら何も考えずに作れますが、お友達を呼んで5品、10品を出すパーティをやろうとしたら、作るものと分量を考え、計画的に買い物をして調理の順番も決めておかないと材料が余ったり、足りなくなったり、食べる時に冷めてしまったりしてパーティも台無しです。

プログラミングでも

  • 最終的に作るもの、実現したい目標は何か
  • いつまでに完成させるか
  • プログラミング言語は何を使うのか
  • センサーなど特殊な機材は必要か
  • 一人で作れるのか、手助けは頼まなくていいのか
  • できあがったものは誰に、どうやって見せるのか

といったことを決めてからスタートしましょう。

難しい言い方をすると

  • 要件定義:作るもの、必要な人や機材、日数の見積
  • 基本設計:画面や機能を決める
  • 詳細設計:プログラミングできるよう、機能を詳しく決める
  • 実装:プログラミング言語でコードを書く
  • テスト:ちゃんと動くかどうかテストする
  • 本番移行:公開し、他人に使ってもらう
  • 保守管理:不具合が出ないか監視し、修正する

といった手順になります。

皆さんも簡単なプログラミングの時から、計画的なプログラミングのやり方を身につけておくようにしましょう。

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