ネコにグー・チョキ・パーを学習したので、つぎに人間とネコがじゃんけんで勝負するプログラムにしてみましょう。
スペースキーを押すと、ネコが音声合成で「じゃん・けん・ぽん」と言います。カメラの前でグー・チョキ・パーを出してネコの手と勝負開始です。
Stretch3の拡張機能にある「音声合成」を追加しておきましょう。
「音声合成」は本家のスクラッチにもある機能で、文字を言葉にして発音してくれます。
ネコの手は乱数で1~3の数字で決めます。
1=グー、2=チョキ、3=パーとしておきましょう。
ネコの手を覚えておく変数「ネコの手」に、乱数で決まった手を入れておきます。
ネコの手を出すプログラムに、グー・チョキ・パーのメッセージを出すブロックを追加します。
(このあと、グー・チョキ・パーのスプライトを作るときに必要になります。)
自分の手を判定するところは、先程と同じやり方です。ML2Scratchが「グー・チョキ・パー」を「ラベル1、2、3」に置き換えて送ってきます。
ラベルごとに、ネコの手と比べて、勝ち負けを判定します。
ラベル1(自分がグー)の場合、ネコの手がグーならあいこ、チョキなら自分の価値、パーならネコの勝ちになります。
同じようにラベル2,3(自分がチョキ、パー)の場合もプログラムしておきましょう。
自分の手と、ネコの手の組み合わせに注意して作ってください。
ネコの手用に、グー・チョキ・パーのスプライトを作ります。
グーのスプライトは、
ようにプログラムします。
チョキとパーのスプライトも、同じようにプログラムします。
(「グー」を受け取ったときを、チョキ、パーに変えるのを忘れないように)
最後に、じゃんけんを始める合図を、音声合成でネコにしゃべらせるプログラムを追加します。
声の種類はいくつか選べるので、どうなるか試してみてください。
*リンク先はzipファイルとしています。対応ソフトを利用して解凍して利用してください。
下はプレイしている映像です