ScratchではじめるAIとIoTプログラミング

マイクロビットを工場出荷状態に戻す

マイクロビットはパソコンと違い、ケーブルを外して電源を落としても、最後に書き込んだプログラムがそのまま記録されています。そのため、マイクロビットに電源を接続すると、書き込まれているプログラムが自動で実行されてしまいます。

体験活動に繰り返し使用するマイクロビットは、活動終了後はプログラムが書き込まれたままの状態で保管するのでなく、購入時の状態(これを「工場出荷状態」と言います)に戻しておくとよいでしょう。

購入したばかりのマイクロビットには、LEDにメッセージを表示したりセンサーの働きを試せるデモンストレーションのプログラムが書き込まれています。このデモプログラムは、自分で作成したプロジェクトのファイルを上書きすると消えてしまいます。

体験活動に使用するマイクロビットには、活動の前にこのプログラムを書き込んで、工場出荷状態に戻しておくようにしましょう。

工場出荷時のプログラムは、マイクロビット財団のサイトの以下のページから無償で入手することができます。

*なお、このページは更新されて、デザインが変わることがあります。

ページ下部にある「OutOfBoxExperience.hex」が、工場出荷時のプログラムです。 アイコンでなくファイル名の方にダウンロードのリンクがあります。

ダウンロードしたファイルは、一般のマイクロビットのプロジェクトと同様の手順で、マイクロビットに書き込みます。

【注意】ファームウェアの更新のようにメンテナンスモードにして書き込むのでなく、通常のmicrobitモードのまま書き込んでください。

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